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ラチャノイ島最南端に位置するサウスチップ。めったに潜ることができないダイブサイトをご案内します。
目次
ラチャノイ島サウスチップ
プーケットのチャロン港から南へ約2時間半行ったところにあるラチャノイ島。無人島になっていて島の東側にあるバナナベイなどは透明度が良いことが多く人気のポイント。
そのラチャノイ島最南端のポイントがサウスチップです。
チップ=先端というぐらいですから、地図にあるとおり先っぽが尖がっています。
島影でエントリーすることができないのでボートが風の影響を受けない穏やかな時にしか潜れない外洋ポイントです。
こういった地形は強い潮の当たりがあり、大きな岩のエリアから離れて外洋に少しでも出てしまうと強い流れに持っていかれます。ダイバーにとって非常に注意が必要な地形となります。
さらに、ここは一番深いところで30mを超えてきます。ですので流れを回避するように岩陰に隠れながら、減圧不要限界に最新の注意を払い水深を徐々に上げていきます。また、岩のトップが10m前後となっておりその流れが強い場合は、モーリングロープに捕まって安全停止をすることも必要です。
ラチャノイ島サウスチップの水中の様子
岩陰に隠れ流れを避けながらダイビングです。
また、岩肌を流れるように泳ぐハナミノカサゴやトップにはカラフルなトゲトサカがお花畑を作っています。
強い流れの潮が洗濯機のように入り混じる、ということは豊富なプランクトンを餌にする魚達が集まってきます。
ふと上を見上げるとブラックフィンバラクーダがトルネードを描いています。追いかけすぎると外にもっていかれるので要注意です。
まとめ
プーケット日帰りのダイビングボートはそれぞれ曜日によって異なるダイブサイトとなります。海況が穏やかであることやアドバンスドライセンス必須となり、ボートの催行判断により行ければラッキーなポイントです。さらに運がよければマンタやジンベエザメに逢えるかも。
行ける時は安全第一に挑戦してみましょう!!
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