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タテジマキンチャクダイ
キンチャクダイの主役ともいえる熱帯魚ファンに大人気のお魚です。
目次
タテジマキンチャクダイ
分布
主にインド洋、太平洋中部・西部に分布すると考えられています。
形態や生態
背鰭の後端の形が太平洋型とインド洋・紅海型とで異なります。シャルムエルシェイクでの写真はインド洋・紅海型で後端が丸くなっています。シミランでの写真は、インド洋型なので丸くなっています。ダイビングでは、いろいろなところで見かけますが、ほとんどの場合は単独でいます。
学名のimperator(皇帝の意味)は、昔の西洋の図鑑では、「日本の皇帝(すなわち天皇)の魚」という名前で記載されていたことから来ています。この名前は、東南アジアに住んでいた日本の人々が、この魚の色彩や模様に天皇の神々しさを重ね合わせて呼んだ名に由来しているそうです。
また、横縞なのになぜタテジマというのか。
それは、漁師さんが魚を釣り上げる時に魚の頭が上になっている状態で模様を判断するからだそうです。
なんとも南国らしい神秘的な模様のお魚ですね。
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