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お魚図鑑、ハギの仲間2
2023/07/19

お魚図鑑、ハギの仲間2

お魚図鑑、ハギの仲間2

フグ目に属するモンガラカワハギ科は背鰭の棘は3棘でカワハギの仲間よりも多く色彩はさまざまで、熱帯地方のものには派手なものが多いです。世界中の温暖な海域に生息し、世界では12属、約42種が分布します。モンガラカワハギやゴマモンガラなどはかなり気が荒いです。カワハギ科のお魚もご紹介します。その他にハギと名前が付く形に特徴のあるお魚をご紹介します。

それではプーケット、シミランで見られるハギの仲間をご紹介します。

テングカワハギ

テングカワハギ
テングカワハギ

■英名/Harlequin filefish
■科目/フグ目-カワハギ科
■地域/中・西部太平洋 インド洋
■大きさ/ 10〜20cm

ペアで見かけることが多いです。カワハギ科の魚はあまりダイバーの注目を集めることはないのですが、このテングカワハギだけは人気があるようです。警戒心はあまり高くなく、撮影しやすい魚です。

サザナミトサカハギ

■英名/Big nose unicornfish
■科目/スズキ目-ニザダイ科
■地域/中・西部太平洋 インド洋
■大きさ/ 20〜50cm

サザナミトサカハギのメス
サザナミトサカハギのメス

ダイビングでは良く見かけます。珊瑚礁の周りというよりは、リーフから少しはなれた中層でみかけます。気が付くとダイバーの上を泳いでいて、泡で遊んでいることがあります。特に早朝ダイビングではエントリー直後に泡をめがけて集まってくることがあります。
ニザダイ科の魚達は、尾びれの根元に鋭い突起を持っているので、注意が必要です。普通は魚から寄ってくることはないので、危険性はありません。ただし、このサザナミトサカハギだけは、上記のように泡をめがけて集まってくるので、これを素手で追い払ったりすると、突起で手を切ることがあります。集まってきても、そのままにしておいたほうが安全です。
下の写真はオスのもので、オスは体色をいろいろな色に変化させることがあります。

サザナミトサカハギのオス
サザナミトサカハギのオス

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