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お魚図鑑、珍しい海洋生物#3
2023/05/14

珍しい海洋生物#3

特徴的な海洋生物たち

プーケット、シミラン、スリン、リチェリューロックで見られる他の海洋生物とは異なる特徴的な珍しい海洋生物たちをご紹介します。

アオヤガラ

アオヤガラ
アオヤガラ

■英名/Bluespotted cornetfish
■科目/ヨウジウオ目-ヤガラ科
■地域/全海域
■大きさ/1〜2m

ヘラヤガラよりも、さらに細い不思議な魚です。最大で160cmぐらいまで大きくなります。数匹で群れを作って、じっとしていることや単体でいたりすることがあります。
体色は薄い青色のことがほとんどなのですが、模様があることもあるようです。興奮すると模様がでるような情報もあります。
アカヤガラと似ていますが、水中では体色で見分けるしかなさそうです。

ヘラヤガラ

■英名/Painted flutemouth
■科目/ヨウジウオ目-ヘラヤガラ科
■地域/中・西部太平洋 東太平洋 インド洋
■大きさ/50cm〜1m

ヘラヤガラ
ヘラヤガラ

逆立ちになって、ヤギ・イソバナ等に擬態している姿です。単独でいることが多いです。黄色い個体も見かけることがあります。ヘラヤガラの仲間は3種のみで、他の2種は大西洋に分布しているため、太平洋からインド洋にかけて見られるのはすべてのこの種ということになります。

ウミシダ

■英名/Feather Star 
■科目/ウミシダ目
■地域/全海域
■大きさ/30㎝前後

ウミシダ
ウミシダ

ウミシダは雌雄異体で繁殖方法は体外受精です。急激な水温上昇にも耐え抜き2億年前から現在の姿で生きた化石と呼ばれております。その生命力はすさまじく腕は無限に再生し寿命は不明でもしかすると不死なのでは?とも言われています。

ウミシダの最大の捕食者は魚類だが無限に再生するので問題なし。さらには魚類以外の小さな動物も、ウミシダを宿主としながら、ときどきつまみ食いをしています。ウミシダに寄生するエビや巻き貝などは、食物を探すことさえしません。ウミシダが細長い腕で集めた食物を消化し、排泄するのを待ち、その糞を食べています。

迂闊に触りますとマジックテープみたいにくっ付いて離れないだけでなく、刺されますので注意が必要です。

ナイスダイブプーケットのお魚図鑑はこちら

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