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お魚図鑑、アジ科
2023/03/24

アジ科

アジ科

アジ科はスズキ目の下位分類群の一つです。和名にあるアジ類の他にも、ブリ、コバンアジ、イケカツオ等、約30属150種が所属します。全てが海生で、遊泳力の高い中型から大型の肉食魚です。全長は数十cmのものから1mを超えるものまで種類によって異なり、肛門と臀鰭の間に2本の遊離棘があることで他のスズキ亜目魚類と区別されます。

それではプーケット、シミランで見られるサメ、マンタ、マグロの仲間をご紹介します。

カスミアジ

カスミアジ
カスミアジ

■英名/Bluefin trevally
■科目/スズキ目-アジ科
■地域/中・西部太平洋 インド洋 紅海
■大きさ/ 50cm〜1m

色々なところで見ることができるせいか、あまりダイバから注目を浴びませんが、青い色がなかなかきれいで私にとっては好きな魚のひとつです。クマザサハナムロなどの群れを追いかけているところをよく見かけます。スズメダイやチョウチョウウオなどの小さな魚を追いかけることもあるようです。他の魚に寄り添っているところを見かけることもあります。
浅い場所にも現れるので、シュノーケリングでも見ることができます。ダイバー・シュノーケラーに対する警戒心は比較的低く、目の前を通過していくこともあります。
幼魚の時期は体色は銀色で胸ビレが黄色なのが特徴です。ギンガメアジのような黒斑点はありません。

ロウニンアジ

■英名/Giant trevally
■科目/スズキ目-アジ科
■地域/中・西部太平洋 インド洋 紅海
■大きさ/ 1〜2m

ロウニンアジ

最大で1m後半、80kgにもなる大型のアジです。胸ビレが鎌のように長く伸びていて、側線がはっきりとみえるのが特徴です。ダイビングではいろいろなところで会うことができ、体色を黒く(婚姻色と言われています)しているところを見かけることもあります。朝夕の捕食活動はとてもダイナミック!!

婚姻色のロウニンアジ
婚姻色のロウニンアジ

ほとんどの場合、単独もしくは数匹で行動しているようですが、リチェリューロックでは群れを見ることができます。ただし群れには大きなものは少なく、小さめのロウニンアジで構成されているようでした。英語ではGTと呼ばれダイビングでもフィッシングでも大人気です。

ギンガメアジ

■英名/Bigeye trevally
■科目/スズキ目-アジ科
■地域/中・西部太平洋 東太平洋 インド洋 紅海
■大きさ/ 50cm〜1m

ギンガメアジ
ギンガメアジ

カリブ海以外の、いろいろなところで見ることができます。ダイビングだけでなく、シュノーケリングでも見ることが出来ます。カリブ海ではよく似たホースアイジャックが見られます。
ほとんどは大きな群れを形成していました。さらに渦をまいていることがよくあります。ゆっくりと近づけば、かなり近寄ることができます。
エラの一番上のあたり(人間でいうこめかみの辺り?)に黒い斑点があるのが特徴です。

ナイスダイブプーケットのお魚図鑑はこちら

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