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ツバメウオの仲間
ツバメウオの仲間
マンジュウダイ科に属する魚の一種です。別名、ツバクロ(燕、ツバメの古名)、ツバメダイ(燕鯛)、アブラウオ(脂魚)など。 太平洋西部からインド洋、紅海の温暖な海域に生息します。
それではプーケット、シミランで見られるサメ、マンタ、マグロの仲間をご紹介します。
ツバメウオ
■英名/Teira batfish
■科目/スズキ目-マンジュウダイ科
■地域/中・西部太平洋 インド洋 紅海
■大きさ/ 50cm〜1m
数匹の群れで行動することが多いようです。平べったい姿をみていると、なんでこんなスタイルに?と考えてしまいます。黒い帯は個体によって濃かったり薄かったりします。
他のツバメウオの仲間との違いは、腹ビレの付け根付近に黒い斑点があることがあげられますが、ダイビングでは腹ビレが黄色なところから区別する方が簡単かもしれません。特にナンヨウツバメウオとはよく似ています(腹ビレの色で区別できます)。こちらはナンヨウではないので、南の海では見られないように思えますが、そんなことはなくてオーストラリアやモルディブなど、いろいろな場所で見られます。ツバメウオの仲間の中では、最も一般的な種といえるでしょう。
ナンヨウツバメウオ
■英名/Orbicular batfish
■科目/スズキ目-マンジュウダイ科
■地域/中・西部太平洋 インド洋 紅海
■大きさ/ 20〜50cm
ダイビングでは群れを作って一ヶ所にとどまっているところをよく見かけます。ツバメウオと似ていますが、こちらは腹ビレが黒い(ツバメウオは腹ビレが黄色)ところから区別できます。
腹ビレが黒いという点ではミカヅキツバメウオにも似ていますが、吻が突き出ている方がナンヨウツバメウオ(ミカヅキツバメウオはほとんど口が出てない)です。体の側面に黒い斑点がいくつかあるのも特徴です。体色をかなり変えることができるようで、黒っぽい色をしているものもいます。
ミカヅキツバメウオ
■英名/Golden spadefish
■科目/スズキ目-マンジュウダイ科
■地域/中・西部太平洋 インド洋 紅海
■大きさ/ 20〜50cm
ナンヨウツバメウオに似ていますが、吻がほとんど出ていないところから区別できます。またナンヨウツバメウオにある体側面の黒い小さな斑点もありません。ダイビングではあまり見かけたことがありません。
体には模様がないことが多いのですが、個体によっては下の写真のようにうっすらと黒い帯があることがあります。
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