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タカサゴの仲間
イサキ科
イサキはコショウダイなど沿岸付近に生息する汽水魚・海水魚を中心に145種が含まれます。イサキ科魚類は左右に平たく側扁した体型をもつものが多く、コショウダイ科の仲間は、厚い肉質の唇と鮮やかな体色が特徴となっています。
それではプーケット、シミランで見られるタカサゴ、イサキの仲間達をご紹介します。
イエローバックフュージラー
■英名/Yellowback fusilier
■科目/スズキ目-タカサゴ科
■地域/インド洋
■大きさ/ 20〜50cm
シミランではよく見かける魚で中層を仕切っています。大きな群れを形成して移動していることが多いです。リーフから離れたところで回遊してプランクトン等を食べます。
太平洋で見られるウメイロモドキに似ていますが、こちらは黄色の帯が頭まであります。
アンダマンスイートリップス
■英名/Andaman sweetlips
■科目/スズキ目-イサキ科
■地域/アンダマン海固有種
■大きさ/ 20〜50cm
白色の体色に大きな黒い斑点で全身が覆われているのが特徴です。アンダマン海でしか見られない固有種です。写真はシミラン諸島でのダイビングで撮影しました。個体数がすくないからなのか、見かけた時には一匹しかいなく、リチュリューロックでは見かけませんでした。警戒心は低めで撮影はしやすいです。
ムスジコショウダイ
■英名/Oriental sweetlips
■科目/スズキ目-イサキ科
■地域/中・西部太平洋 インド洋
■大きさ/ 50cm〜1m
黄色のヒレに、黒と白の横じま模様が特徴です。一箇所に群れをなしてとどまっている事や単体でいることもあります。ダイバーに対する警戒心は低く、撮影はしやすい魚です。
以前はインド洋版をインディアングラントと呼んで別としていたようですが、現在は同種と扱われているようです。
こちらの写真は幼魚のものです。幼魚は岩陰などにいて、ずっとクネクネと踊っているようにみえることでダイバーに人気があります。
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