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フグの仲間第2段仲間
フグ科
条鰭綱フグ目に分類される科です。全世界の熱帯から温帯に分布します。肉食性であり、甲殻類、貝類、ゴカイ等を食べます。
群れを作る種は少なく単独で中層を泳いでる姿をよく見かけます。背鰭と臀鰭で推進力を生み出す独特の泳ぎ方をするので可愛らしい姿は女性ダイバーにとても人気です。
大量の水(または空気)を飲み込み、体を膨らませることができ、ハリセンボンなどはとても大きくなり針を尖らせます。。肉・内臓・卵巣などに猛毒のテトロドトキシンを蓄積する種がいるので注意が必要です。
それではプーケット、シミランで見られるフグの仲間達をご紹介します。
コクテンフグ
■英名/Blackspotted blowfish
■科目/フグ目-フグ科
■地域/中・西部太平洋 インド洋
■大きさ/ 20〜50cm
いろいろなところで見かけますが、体色が異なっていることが多いです。図鑑でみても色彩変異の例が多くて、どれが普通色なのかわからないほどです。
警戒心は強めで、すぐに逃げてしまいます。泳ぎは早くないので、逃げたとしても撮影はできるのですが、どうしても後ろ向きの写真が増えてしまいますが、チャンスを掴めば前から撮影します。
ミナミハコフグの幼魚
■英名/Yellow boxfish
■科目/フグ目-ハコフグ科
■地域/中・西部太平洋 インド洋
■大きさ/ 〜20cm
この写真は幼魚のもので黄色の体に黒色の斑点があって人気があります。成魚、幼魚ともにハコフグとよく似ています。幼魚については斑点の大きさから区別できるという情報もありますが、実際のところは体の大きさが小さいうちは斑点が大きくて、成長するにしたがって小さく見えるようになるのが本当のところのようです。
海外で見かけた場合にはミナミハコフグと言えそうです。
単独でみかける事が多いです。速く泳ぐわけではないので撮影はしやすいですが、警戒心が強くてなかなか正面からの写真はとれないです。
ミゾレフグ
■英名/Yellow boxfish
■科目/フグ目-フグ科
■地域/中・西部太平洋 東太平洋 インド洋
■大きさ/ 20〜50cm
黒地に白の小さな斑点が美しいフグです。全身が黄色の個体もいます。最初見た時には同じ種とはとても思えなかったのですが、よく見ると背中に黒地に白の斑点の部分が少し残っていて、確かにミゾレフグでした。ここまで全く違う色になるというのも不思議です。
ミゾレフグの黄色型は、コクテンフグの黄色版とそっくりなのですが、コクテンフグは口が黒っぽくなるところから区別できます。
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