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お魚図鑑、フグの仲間
2023/03/07

フグの仲間

フグ科

条鰭綱フグ目に分類される科です。全世界の熱帯から温帯に分布します。肉食性であり、甲殻類、貝類、ゴカイ等を食べます。

群れを作る種は少なく単独で中層を泳いでる姿をよく見かけます。背鰭と臀鰭で推進力を生み出す独特の泳ぎ方をするので可愛らしい姿は女性ダイバーにとても人気です。
大量の水(または空気)を飲み込み、体を膨らませることができ、ハリセンボンなどはとても大きくなり針を尖らせます。。肉・内臓・卵巣などに猛毒のテトロドトキシンを蓄積する種がいるので注意が必要です。

それではプーケット、シミランで見られるフグの仲間達をご紹介します。

モヨウフグ

お魚図鑑、フグの仲間、モヨウフグ
モヨウフグ

■英名/Starry toadfish
■科目/フグ目-フグ科
■地域/中・西部太平洋 インド洋 紅海
■大きさ/ 50cm〜1m

白もしくは灰色の体色に複雑な模様があるのが特徴です。かなり大型(1mぐらい)になるフグです。卵巣に猛毒があります。
たいていは単独で一箇所にとどまっています。ある程度までは近づけますが、もうちょっとで撮影できるというところで、逃げていってしまいます。いろいろな色をした個体を見かけることができます。

ネズミフグ

■英名/Porcupinefish
■科目/フグ目-ハリセンボン科
■地域/全海域
■大きさ/ 50cm〜1m

お魚図鑑、フグの仲間、ネズミフグ
ネズミフグ

灰色の体色に細かな黒い斑点が体中にあるのが特徴です。モヨウフグと体の模様は似ていますが、ネズミフグはハリセンボン科なので、体に棘がたくさんあるところから区別できます。

ヒトヅラハリセンボン

お魚図鑑、フグの仲間、ヒトヅラハリセンボン
ヒトヅラハリセンボン

■英名/Bleeker’s porcupinefish
■科目/フグ目-ハリセンボン科
■地域/中・西部太平洋 インド洋
■大きさ/ 20〜50cm

昼間は岩陰に隠れて、夜に行動するようです。ハリセンボンに似ていますが、こちらは眼を通過している帯が頭まで延びていないことと、下側がより太いところで区別しています。ヒトヅラハリセンボンの黒い模様の淵には、白い縁取りがついているところからも区別できます。

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