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タイワンカマス
2022/11/27

タイワンカマス

スズキ目-カマス科

英名 イエローテイル バラクーダ

20㎝~50㎝

小さめのカマスで群れで見かけることが多いです。
頭から尾ビレにかけて二本の線(中央の黒い線と、背中側の薄い黄色の線)があるのが特徴です。尾ビレも黄色味がかっています。
さらに背中側に、背中から腹の方向へ、うっすらと縞模様があるのも特徴です。

タイワンカマス
タイワンカマス

2005年にタイワンカマス種群の見直しが行われ、ダルマカマスがアカカマスと同一とされ、イブリカマスという、タイワンカマスと外観がよく似た新種が追加されています。
アカカマスは頭から尾ビレにかけての線が一本ということになっています。イブリカマスはタイワンカマスと同じく線が二本の線ですが、日本近海でのみ見つかっているようなので、海外で見た場合にはタイワンカマスと考えて良さそうです。

タイワンカマス
タイワンカマス


タイワンカマスの学名はFishbaseなどではS.flavicaudaとなっているのですが、2005年の再検討の際にはS.obtusataとされています。ここでは2005年の再検討で記載されている学名を使用しています。

タイワンカマス
タイワンカマス

11月現在、ラチャノイ島やラチャヤイ島の湾内で見かけることが多いです。

特にラチャヤイ島ベイ1に行きますとエントリーしてすぐに、カマスの大群に出会えています。

気を付けたいのはカマス(バラクーダ)は基本的にプランクトンの捕食のために流れに逆らっていることがほとんどなので、撮影時はあまり追いかけ過ぎずに残圧や深度を十分に確認しましょう。

タイワンカマス
タイワンカマス

また、ボートの真下の陰に隠れることもしばしばなので行かないように気を付けてくださいね。

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