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スカシテンジクダイ
2022/09/24

スカシテンジクダイ

スカテン動画

「スカシテンジクダイ」
スズキ目-テンジクダイ科
~10㎝

テンジクダイ科は世界に270種類以上いる大きなグループです。日本だけでも80種以上います。同じ科でもスカシテンジクダイに似た別の種もいます。スカシテンジクダイ(スカテン)かと思いきや尾の部分が赤いネオンテンジクダイや、全体が黄色を帯びているハタンポ科のキンメモドキなどもいます。こちらは丸みを帯びているので分かりやすいかと。

スカシテンジクダイ
スカシテンジクダイ

スカテンは透明な体色が特徴です。クローズアップすると骨も透けて見えちゃうほどで光の加減によっては白や青っぽく見えたりします。岩サンゴの周りにびっしりと群れを成し、太陽の光を浴びてキラキラと舞う姿は水中世界の美しさを代表するお魚の一つです。

スカシテンジクダイのYouTube動画

そんな美しいスカシテンジクダイの様子をYouTube動画にアップしたのでどうぞ。

とても小さな魚ですが、大きな群れを作るのでダイビングでは良く被写体として扱われます。シュノーケルでも見かけることができます。

とても小さく動きが早いので個々を撮影するのはなかなか難しく、動画で撮るのが最適です。よく目を凝らしても特徴が今一分かりずらいのでまとめてみました。

■背ビレは2つ。
背中に2つある透明な三角形、それが背ビレ。もちろん閉じていることも多いし、サイズが小さいので水中では見分けづらいです。でも、画像に残せば開いた背ビレを確認できることもあります。
■テンジクダイ科は尾柄部(尾の付け根あたり)に黒点がある。
ただし、スカシテンジクダイの場合は黒点がない(薄い)ということもあるので、1尾だけではなく群れ全体をよく見て判断するほうがいい。
■体は無色透明に近い
これは大前提の特徴です。

動画はラチャノイ島はフリーダムベイでの撮影です。ダイビングが終わりかけの浅瀬6m前後の岩サンゴにたくさんのスカテンが群れていました。丁度、正午過ぎということもあり太陽が真上に来てて群れ全体がキラキラと輝いていました。

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