Fish Book
タテジマキンチャクダイ
お魚図鑑
プーケット/シミランで見られる海洋生物
タテジマキンチャクダイ
■英名/Emperor angelfish
■科目/スズキ目-キンチャクダイ科
■地域/中・西部太平洋 インド洋 紅海
■大きさ/20〜50cm
■撮影地/プーケット・ラチャノイ島
略して”タテキン”と呼ばれているみたいですね。背鰭の後端の形が太平洋型とインド洋・紅海型とで異なります。インド洋・紅海型は後端が丸くなっています。太平洋ではすこし尖がっています。ダイビングでは、いろいろなところで見かけますが、ほとんどの場合は単独でいます。学名のimperator(皇帝の意味)は、昔の西洋の図鑑では、「日本の皇帝(すなわち天皇)の魚」という名前で記載されていたことから来ています。東南アジアに住んでいた日本の人々が、この魚の色彩や模様に天皇の神々しさを重ね合わせて呼んだ名に由来しているそうです。